2019年5月26日
初めて四国に上陸し、高知県にてフレスコボールをプレーしてきました。
きっかけは藤田さんの以下のツイート
JFBA窪島会長とのご縁があり、2019年7月に四国初のJFBA公認「黒潮フレスコボールクラブ(高知)」、「瀬戸内フレスコボールクラブ(香川)」を同時立ち上げします!理念やHP等も徐々に準備してます。適宜情報アップデートしますね!
▪️黒潮フレスコボールクラブTwitterアカウントhttps://t.co/3CqFe8eR0g
— osaru (@osaru_0924) April 18, 2019
ワクワクして、「遊びにいきますね!」とお伝えしたところ、早速実現しました。
当日は関西フレスコボールクラブからも4名が参加。
みんなフットワークが軽いのがフレスコボールの良いところかもしれません。
久しぶりのビギナーズワークショップを開催
藤田さんからのご依頼で、当日は初心者向けに講習会を開催することになりました。
実はフレスコボール協会では昔、ビギナーズワークショップを実施していました。
当時の様子はこちらのフレスコボール協会ブログから!
今回もその時の経験を活かして、短い時間ながらもメニューを組み立てたので初心者の方用の練習会で使えるはずなので共有しておこうと思います。
フレスコボールラケットの握り方
実際にブラジルや世界大会に行くと、いろいろな握り方をしているプレイヤーがいます。
なので昔は、人それぞれ握りやすい持ち方でいい、とお伝えしていました。
ですが今はその指導を、無責任だなと反省をしました。
やはりトップ選手の握り方は同じです。
このように親指と人差し指で作られるVの字の先端がラケットの尖った部分にくるように握ります。
腕力や手首の力に自信がない人は、短く持っても大丈夫です。
フォアハンド
フォアハンドでは以下の3点がとても重要です。
- ラケットをボールの高さに合わせて引く
- ラケットの面がペアから見えるように引く
- 上半身をひねり、胸をペアではなくボールに向ける
テニスや卓球と違って回転をかけないフレスコボールでは、とにかく狙ったとこに向かってどれだけキレイに押し出せるかが肝です。
そのために。
必ずボールの真後ろにくるようにラケットをセットして、手首を使わずに引きます。
その際に腕だけで引くのではなく、上半身をひねり、しっかりとボールを見ます。
そしてインパクト。
とにかく手首を曲げたりせず、しっかり狙っているところへ向けて押し出します。
これができれば、ある程度形にはなるかなと思います。
実際の練習メニュー
手投げで3球打ってもらいます。
その際にボールを投げる人の胸あたりを狙うようにしてください。
人数が多かったので松井さんにお力添えいただき2列にて今回はおこないました。
3球打ち終わったら球拾いをして、隣の列に並ぶようにするといいです。
最初はできる限り、同じ場所に球出しをしてあげます。
ある程度打てるようになったと思ったら次は
- 高い球
- 普通の球
- 低い球
と1球目〜3球目で変化をつけて投げてあげます。
動画は高さを分けたバージョンです。
そしてそれも慣れたら、手投げではなくこちらもラケットで打ちます。
この時は、持ち玉5球として同じようにぐるぐる回りながら打ちました。
バックハンド
一番オーソドックスで、日本人に向いていると思う打ち方をお伝えしました。
まず握り方はフォアハンドと同じです。
そしてさらに左手をラケットの真ん中に添えます。
私はたまにラケットの先端を持っているねとよく言われますが、それは本質ではありません。
手が大きいのと、使用しているラケットの面が小さいので指がはみ出ているだけですね。
先端を持つのではなく、必ずラケットの中心と手のひらの中心を合わせてください。
そこでボールの真裏から左手の手のひらで押し出します。
これは私の敬愛するMarquinho選手がそうおっしゃっている気がします。倉茂選手が昔撮影してくれた動画です。
あとはこちらの記事で詳しく解説しております。
【動画あり】フレスコボールディフェンスの解説《芝ver》【その1】
フォアハンドと同じ練習メニュー
実際の練習はフォアハンドと同じです。
手投げからスタートしましょう。
フォアハンドと違う点は狙う場所。
今度はボールを投げる人の体の中心ではなく、右腕側に返せるように狙いましょう。
基本、ディフェンスは相手のフォアハンドが打ちやすい場所に返すからですね。
ペアの正面ではなく、少し利き腕側を狙って打ちます。
発展練習
人が少なければ、講師がマンツーマンでその後ずっとラリーができればいいのですがなかなか人が多いこともあるかと思います。
そんなときはレクチャー側が2人に交互に返球して練習しましょう。
これはブラジルでトリンカ(TRINCA)と言われています。1人側がディフェンス、2人側がアタックを打ちます。
このときも2列になって、終わったら隣の列の後ろに並ぶとよいと思います。
ちなみにこのトリンカは上級者のディフェンス練習にもすごく良いです。
ディフェンスのコントロールUPには上級者も積極的に取り入れていただければと思います。
初心者同士でわいわいラリー
だいぶ慣れてきたら、あとは球数をどれだけ打つかです。
交流も兼ねて、初心者同士ペアをつくってラリーをしていきましょう。
この日は5分くらいでペアを変えて練習しました。
時間があれば、最後に1回も落とさずに何回打てたかを数えてあげると良いかもしれませんね。
このワークショップはあくまで一例です!
こんな練習が楽しかった
こういったやり方も良さそう
などご意見あれば、ぜひ教えて欲しいです!
みんなでフレスコボールを広めていけたらいいですね!
高知番外編
最高のお料理でした!!!