ついに2019年の年間レースも先日のジャパンオープンで終了しました。
ここではランキング決定への想いと、ペアへの想い、そしてブラジル大会への意気込みを書き留めておこうかと思います。
完全に内々の内容で恐縮です。
2019年日本ランクは3位へ転落
はい。とてもとても悔しいです。
3年連続、日本1位を本気で目指しておりました。
そして自分ならできると信じていました。
ここではその3位になったことで、感じたことを自分のために向けて伝えたいと思います。
正直、2019年の始めから
- ずっと1位で居続けたいという脅迫観念みたいなものがありました。
- FBF(フレスコボール福岡)のメンバーのためにも1位が在籍する、という事実を提供したいと思っていました。
- レースへ参戦させてもらう以上、妻・有沙に結果で応えたいというツヨイツヨイ気持ちがありました。
実際に3位で終わってみて、その気持ちが重くのしかかりショックはあります。
ただ、少し経ってから思えるようになったことは
日本1位でも日本3位でもフレスコボールをプレーする芝という存在の本質価値は変わらない
です。
自分の掲げている目標
日本で一番ブラジルを体現できるプレイヤーになること。そして、影響力を持つことで、フレスコボールの普及を促進させること
は3位でも可能な目標です。
実際にプレーを見ていただいた人にはよく、ブラジルに一番近い豪快で綺麗な打ち方と言ってもらえます。
自分でも正直、この点に関しては右に出るものはいない自信があります。
エゴかもしれませんがそれでいいんだと思っています。
自分だけは自分を愛してあげないと。
これは今回悔しい想いをした選手全員にも伝えたいです。
フレスコボール大会|各ペアへの想い
今年はすべての大会でペアを変えての出場となりました。
でも組みたい人が多い、という気持ちに嘘はつけなかったからです。
オオモリカップ|長田 涼
長ちゃん。
本場、ブラジルのフレスコボール大会でついに3位という表彰台に登ることができた相方。
日本帰国後、初の大会で表彰ペアのプレーを披露するという目標で組みました。
結果は優勝。
ただもっともっと豪快なプレーができたという気持ちはお互い強かったよね。
プレー中、いつも長ちゃんが褒めてくれるから気持ちよくラリーができています。
正確無比なアタックと、安定感のあるディフェンスがとても魅力的な存在です。
癖の少ない回転で届いてくるボールは、本当に打ちやすいです。
ありがとう。
ミウラカップ|外山 祐次
外山さん。
前からペアを組んでみたいと思い、オファーをさせていただきました。
その理由は、情熱的なプレーと人柄と、常に全力な姿勢に感銘を受けたからです。
結果は第4位。
わざわざ福岡にきてくれたり、オススメの筋トレを毎日やってお互い報告LINEを交わしたり、本当に楽しかったです。
会うたびに明るく、陽気に、疲れが吹っ飛ぶような挨拶をしてくれるところが素敵です。
先輩なのに、勝つために厳しいことを言ってもついてきてくれました。
なのに優勝できなくてごめんなさい。でもまた組んでみたい。
ありがとう。
ジャパンオープン|斉藤 亮太
亮太。
フレスコボールを初めて一番最初にビギナーズカップで優勝してから長年組んだ相方。
あのユニフォームで、今度こそ優勝したいという想いがお互い強くその目標で華舞台にあがりました。
結果は準優勝。
ぶっちゃけ一番回転に癖があって、取りづらいといえば取りづらいけど(笑)、でも自分にとっては本当に特別な存在。
4年前に父を亡くした痛みから自分が立ち直れたのは、フレスコボールと最初のペアの亮太のおかげ。
お互い、福岡と逗子でも普及という目標も追いかけて切磋琢磨できる相方でもありライバルです。
今回も優勝はできなかったけど、見どころあるプレーを魅せられたよね。
ありがとう。
ジャパンオープン|岡井花子
花子。
よく本人から言われるけど、ずっと芝さんが目標とついてきてくれる大切な存在。
実際に、女子では一番ブラジルを体現しているプレイヤーだと思っていて、せっかくなら出てみたいと思い出場しました。
結果は第3位。
とても悔しかったと思います。正直あとからプレー動画見ると、別に悪くなかった。
なのにプレー中はなぜかスピードが遅く感じて、それで不安になって、花子の力を引き出すことができなかった。
反省しています、ごめんなさい。
でも、おちゃめなウェアを一緒に選んで、同じ目標でがんばれて本当によかった。
ありがとう。
ブラジル大会に向けて
3位ではありますが、日本代表になれるかは9月末まで分かりません。
なので確定ではないのですが、調子に乗って想いだけ。
昨年、ついに初入賞したこのブラジル大会。
今年はどんなルールになるかはまだ分かりません。
ですが、目標は
一般の部での出場なら
今度こそ優勝
プロの部での出場なら
5位以内での入賞
これしかないかなと。
これによって日本で興味持ってくれる人を更に増やしたいです。
また、さらに技術を吸収して、日本全国のプレイヤーに還元します。
そしてブラジルに次いで日本をフレスコボール大国にしたい。
きっと今後東南アジアにも広まっていくことになります。
その時、日本がまたアジアの中心になることを信じて願って。